暮らしの提案

大人かわいい部屋づくりは
テイストと色決めがポイント

公開日:2021.3.31

「気に入った家具や小物を集めるうちに、落ち着きのない部屋になってしまった」というのは、部屋づくりにありがちな失敗パターンのひとつです。インテリアのトレンドは毎年変わるので、何年かかけて集めたり買い替えたりしているうちにまとまりがなくなってしまうのは仕方がないことかもしれません。
しかし、部屋づくりのコツを覚えておけば、こうした失敗は防げます。今回は、「大人かわいい」をテーマにした部屋づくりの2つのコツと事例を紹介します。

かわいい部屋づくりのコツ①
テイストを決める

一口に、かわいい部屋といっても、テイストも好みもさまざま。ピンク色を基調としたガーリーな部屋をかわいいと感じる人もいれば、シンプルな中にチラッと見えるかわいらしさを好む人もいます。
部屋づくりでもっとも大切なことは、初めに理想とする大枠のイメージを決めておくこと。そのイメージに合う家具やファブリックを選ぶようにすれば、部屋づくりの失敗は防げるでしょう。
この段落では、部屋のテイストを「フェミニン」「ナチュラル」「フレンチ」「ガーリー」などに分け、それぞれの特徴や部屋づくりのポイントを紹介します。甘さを抑えた大人かわいい部屋づくりの参考にしてみてください。

テイスト① フェミニンなかわいい部屋

テイスト① フェミニンなかわいい部屋

伝統的なヨーロピアンテイストをちょっぴり意識しながら、全体的に白で統一したモダンテイストな部屋。白一色では無機質になりがちですが、木目調の白であれば、繊細で優しい雰囲気になります。
ところどころに曲線を取り入れると、女性っぽい大人かわいい部屋に仕上がります。室内ドアのガラス部分と壁掛けのカウンターには、クラシカルな唐草模様。ピリッとしたアクセントになりながら、部屋全体に優美な印象を与えています。ダイニングテーブルとチェアのアンティークを思わせる飾り脚も、女性らしさを感じさせるポイントです。

テイスト② ナチュラルなインテリア

テイスト② ナチュラルなインテリア

世代や年齢に関係なく好まれるナチュラルテイストのインテリア。無垢材などの天然素材や自然を連想させるような色合いを選ぶと、ゆったりとリラックス感のある空間に仕上がります。写真の部屋では、植物を思わせるグリーンと空や海を連想するブルーの2色のドアを使用しています。ポイントは淡いトーンで統一すること。異なる色を取り入れるときは、明度や彩度を揃えると違和感がありません。
ただし、多くの色を使うとごちゃごちゃした印象になってしまいます。できれば2~3色でまとめましょう。壁を無彩色にすると、床、室内ドアや家具の色が合わせやすく、まとまりのよい部屋になります。

テイスト③ フレンチテイスト

テイスト③ フレンチテイスト

女性から特に人気が高いのが、南仏プロバンス地方発祥とされるフレンチテイストなインテリア。粗めの素材感と使い古されたようなあじわいが特徴のインテリアは、上品な大人の女性に好まれています。
ポイントは、白を基調に薄い色を組み合わせること。家具を選ぶときは直線的なものを避け、丸みのあるフォルムや曲線的なデザインを意識すると優しい雰囲気の部屋になりますよ。ふわふわと毛足の長いファブリックは、ゆったりとした雰囲気づくりにおすすめ。アクセントにセンターラグやクッションカバーなどを取り入れてみてはいかがでしょう。

テイスト④ ピンクが基調のガーリーな部屋

テイスト④ ピンクが基調のガーリーな部屋

ピンクを基調としたガーリーな部屋は、同系色でまとめることでカラフルながらも落ち着いた空間になります。写真では、あえて色を変えたドア枠がアクセントになって、甘めな印象をぐっと引き締めています。
大人かわいい部屋にする場合は、同じピンク系でもグレーをミックスしたやや渋みのある色を選ぶとよいでしょう。それでも甘すぎると感じる人は、グリーンを置くと大人っぽい印象に。反対に、フリルやレースをふんだんに使ったファブリックを多めに使うと、少女っぽいイメージに仕上がります。

テイスト⑤ 大人かわいいインテリア

テイスト⑤ 大人かわいいインテリア

広い面積を占める壁は、部屋のイメージを決める重要なポイント。写真は、薄い紫の壁紙とストライプ柄の腰壁でスタイリッシュに仕上がっています。紫は上品で優雅なイメージの色ですが、少し間違えると妖しい雰囲気になってしまいます。淡い紫に白とグレーを組み合わせたことで、優しくエレガンスな表情になりました。
ソファーのネイビーがアクセントカラーになり、落ち着きを与えています。ネイビーは落ち着きを連想させる色で、お部屋をぐっと引き締めたいときにも使える便利な色です。

テイスト⑥ 北欧テイストなモダンインテリア

テイスト⑥ 北欧テイストなモダンインテリア

北欧スタイルの特徴は、直線的なデザインとカラフルな差し色。日照時間が少ない地域で、いかに快適に暮らすかを追求したスタイルだといわれています。白を基調とした部屋にナチュラル素材の家具を配置することで、シンプルだけどぬくもりのある空間が実現できます。
ラグやクッションカバーなどに北欧テキスタイルを取り入れるのも素敵ですね。北欧テキスタイルは、動物や植物をモチーフにしたデザインとポップな色使いが特徴です。あまり多くの色を選ぶとまとめにくいので、なるべく同系色から選び、ところどころにアクセントになる色を使うとよいでしょう。

テイスト⑦ お城のようなモダンインテリア

テイスト⑦ お城のようなモダンインテリア

「アーバン+カントリー」「和風+モダン」など、異なるテイストの組み合わせをミックススタイルと呼びます。一般的には2~3のスタイルを組み合わせるものですが、写真の部屋ではトラディショナル、優雅なロココ調、シンプルモダンなど、さまざまなテイストの要素が絶妙なバランスで組み合わされています。
真っ先に目を引くのが大胆な花柄の壁。花柄はエレガンスインテリアに好んで使われるモチーフです。現代的なデザインのダイニングテーブルとチェア、大木の幹をそのまま使用したようなユニークなセンターテーブルなど、一見ちぐはぐな家具が配置され、不思議な魅力をかもし出しています。

テイスト⑧ レトロなインテリア

テイスト⑧ レトロなインテリア

インテリア用語でも使われる「レトロ」「ヴィンテージ」「アンティーク」「クラシック」は、いずれも古いものを指す言葉ですが、それぞれ意味合いが異なります。

  • 「クラシック」…中世ヨーロッパの宮廷式装飾様式
  • 「アンティーク」…100年以上を経た古いもの
  • 「ヴィンテージ」…古いけれど100年には満たないもの
  • 「レトロ」…懐かしさを感じさせるもの

写真は、ややレトロな雰囲気の西海岸スタイルのインテリアです。海と空を思わせるネイビーブルーのドア、白い砂浜をイメージした床タイル、流木を素材にしたようなカウンターなどが使用され、明るい海辺で過ごしているかのような開放感のある部屋に仕上がっています。

テイスト⑨ 自然素材を使ったナチュラルな部屋

テイスト⑨ 自然素材を使ったナチュラルな部屋

ナチュラルテイストとは、自然に近いカラーコーディネートです。観葉植物やインテリア小物でさりげなくグリーンを加えると、家具や床の自然素材を引き立て、爽やかでメリハリのある空間になります。
写真は木を感じさせるものがふんだんに使われたナチュラルテイストの部屋です。白無地の壁にボトルグリーンの引き戸がアクセントとなって、爽やかな雰囲気をつくり出しています。

かわいい部屋づくりのコツ②
色を統一する

かわいい部屋にはかわいい小物を並べたくなりますよね。カーテンやベッドカバーなどにもかわいい色柄を使いたくなります。ここで注意したいのが色を使いすぎないということ。いろいろな色味を入れてしまうと、ごちゃごちゃした印象の部屋になってしまいます。また、色味によっては甘すぎる印象になってしまい、大人かわいいから遠ざかってしまいます。
かわいく洗練された空間にするコツは、色を統一すること。一色だけでは味気ないので、明度や彩度の違いでメリハリをつけましょう。特に大きな面積を占める壁は、部屋の印象を左右する重要ポイントです。壁の色や素材、デザインなどは慎重かつ重点的に決めるようにしましょう。

壁をデザインするのにおすすめなのが、デザイン性と機能性を兼ねそなえたエコカラットプラス。エコカラットプラスは壁を上品に彩ってくれます。ここでは、エコカラットプラスを使用した例とその機能性を紹介します。壁の色やデザインを選ぶ際の参考にしてください。

事例① エコカラットプラス「ドリス」

事例① エコカラットプラス「ドリス」

北欧テイストやナチュラルテイストに合うエコカラットプラス「ドリス」。フィンランドを代表するテキスタイルブランド「Johanna Gullichsen(ヨハンナ・グリクセン)」デザインの製品です。グレー、ブルー、イエロー、ピンクの4色展開で、いずれも淡い色合いで、インテリアを邪魔しません。

事例② エコカラットプラス「ヴィーレ」

事例② エコカラットプラス「ヴィーレ」

エコカラットプラス「ヴィーレ」は、丸みを帯びた凹凸が美しい陰影を演出し、やわらかい印象を与えます。カラーはホワイト、アイボリー、ベージュ、グレーの4色。モダンなスタイルにもよくなじみ、ラグジュアリーな大人かわいい空間も生み出せるでしょう。

事例③ エコカラットプラス「フェミーナ」

事例③ エコカラットプラス「フェミーナ」

幾何学的な浮き彫りが特徴のエコカラットプラス「フェミーナ」は、ホワイト、ローズ、ラベンダー、モーブ、グレイッシュブルー、グレイッシュブラウンの6色展開。いずれも女性に好まれそうな淡いパステルで、大人かわいいインテリアにぴったりですね。ちなみに写真ではモーブを使用しています。

事例④ フェミーナ×パールマスクⅡ

事例④ フェミーナ×パールマスクⅡ

紹介した「フェミーナ」にエコカラットプラス「パールマスクⅡ」を組み合わせた施工例です。「パールマスクⅡ」は、その名のとおりパールのような光沢が特徴で、凹凸がおりなす陰影で壁面に表情を与えます。どんなインテリアにもなじむパールホワイトとパールバニラの2色展開です。
エコカラットプラスには空気中の有害物質を吸着する効果があります。デリケートな赤ちゃんや幼い子どもが過ごす部屋にもおすすめしたい壁材です。

事例⑤ フェミーナ×パターン柄

事例⑤ フェミーナ×パターン柄

壁に絵を飾るのと同じ感覚でエコカラットプラスを楽しんでみてはいかがでしょうか。写真は「フェミーナ」にパターン柄を組み合わせた施工例です。エコカラットプラスはサイズ展開も豊富で、張る場所に合わせて設置するサイズを選べます。

機能も優れているエコカラット

機能も優れているエコカラット

エコカラットプラスは、日本の伝統的な工法の土壁をヒントに開発された壁材です。土壁には調湿作用や脱臭作用、断熱・防火機能などの優れた面があります。一方で、施工期間が長く完成までに2ヶ月から半年ほどかかることや、職人の技術によって仕上がりに差が出ることがデメリットと捉えられていました。土壁のメリットを取り入れ、デメリットをやきもの技術の融合でカバーしたのが、エコカラットプラスです。

調湿効果

室内の湿気を吸収するため、結露の発生を抑え、カビやダニの繁殖を抑える効果が期待できます。反対に、室内が乾燥しているときは湿気を放出して、快適な湿度を保とうと働きます。

脱臭効果

暮らしのなかで気になるニオイの原因となる成分を吸着し、すっきり脱臭。さまざまなニオイが混ざり合った複合臭にも効果的です。

空気中の有害物質を低減

建材などから発生するホルムアルデヒドなどの化学物質などを吸着し、室内に漂う有害物質を低減する効果が期待できます。

お手入れが簡単

水拭きが可能で、頑固な汚れには洗剤を使ったお手入れも可能です。

こだわりのある大人かわいいを
演出しよう

大人かわいい部屋づくりのコツは初めにテーマを決めること、そして使う色を少なめにすることです。同じ色でも明度や彩度を変えることで、複雑なニュアンスを持ちながらまとまりのある部屋に仕上がります。
また、はじめに壁の一部をアクセントウォールにして、それに合わせて家具などをコーディネートしていくという方法もありますよ。アクセントウォールには、デザイン性と機能性を持ち合わせたエコカラットプラスがおすすめ。自分らしい部屋の演出に、ぜひエコカラットプラスを取り入れてみてください。