暮らしの提案

自慢の素敵なリビング空間にしたい!
おしゃれにするコツと事例

公開日:2021.3.31

「知人や友人に自慢ができるリビング空間にしたい」という人も多いのではないでしょうか。リビングは家族の憩いの場でもあり、来客の目に触れやすい空間でもあるので、落ち着いた素敵な空間にしたいですよね。今回は、素敵なリビングにするコツやアイデアのヒントになる事例を紹介します。インテリアのテイストを決めたり、素材やデザインを選んだりする際の参考にしてみてくださいね。

素敵なリビングにする3つのコツ

素敵なリビングといっても、その価値観や好みは人それぞれ。ざっくりとしたイメージはあっても、「どのように工夫をすれば、想像どおりのリビングに仕上げられるのかわからない」という人もいらっしゃるのでは。おしゃれで素敵なリビングにするうえで重要なポイントは以下の3つです。

  • 素敵なリビングのコツ① インテリアのテイストを決める
  • 素敵なリビングのコツ② 生活感を感じさせない
  • 素敵なリビングのコツ③ レイアウトを決める

それぞれについて詳しく解説していきます。

素敵なリビングのコツ① インテリアのテイストを決める

リビングづくりはインテリアのテイストを決めることから始まります。テイストを決めず、直感でインテリアを決めてしまうと、統一感がなくなります。家具や小物であれば工夫ができますが、壁や床などのコーディネートはあとで変更するには大変です。
もしも、具体的なイメージが思い浮かばない場合は、自分の好きな色味やインテリアの雰囲気でしぼり込む方法も。以下では、主なインテリアのテイストを紹介します。気になるインテリアのテイストを参考にしてみてください。

モダンインテリア

モダンインテリア

モダンとは「現代的」や「今風の」という意味です。モノトーンを基調とし、ガラスや金属などの素材を用いたインテリア。モダンインテリアには、ナチュラルモダンや和モダン、北欧モダン、フレンチモダンなどのさまざまな種類が存在します。モダンインテリアは、写真のように全体的に重厚感があり、上質なホテルのような都会的でラグジュアリーな印象を受けます。内装は白を基調とし、落ち着いたダークカラーがアクセントカラーとして用いられていますね。
また、モダンな家具をあわせてコーディネートすることも、モダンインテリアに欠かせないポイントです。洗練されたデザインを選ぶことで、より統一感のある空間を演出してくれるでしょう。

ナチュラルインテリア

ナチュラルインテリア

ナチュラルと聞いて、木や緑を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。まさに、木や緑などの自然を取り入れたインテリアです。写真からもわかるとおり、室内ドアや家具のほとんどが木を基調としており、自然のぬくもりが感じられます。また、観葉植物や花もナチュラルインテリアに欠かせない要素の一つ。先述したモダンインテリアに比べると、暖かみのある雰囲気ですね。
なるべく原色などの奇抜なカラーは避け、白やベージュ、明るい色味の木、グリーンなどでまとめましょう。さらに自然光や照明を活かした明るい空間づくりも、ナチュラルインテリアには重要なポイントです。ファブリックはアイボリーやベージュ、明るめの茶系の色などもおすすめです。

和風インテリア

和風インテリア

和風インテリアを取り入れるコツは、茶色や緑など自然素材の色をベースとすることです。イメージとしては、ナチュラルインテリアに和の要素をプラスした雰囲気です。ナチュラルインテリアとの大きな違いは、木だけではなく、竹や畳、漆喰、土壁といった日本ならではの素材を用いている点。これらの素材を意識するだけでも、和テイストの雰囲気のあるリビングにできますよ。
写真では、障子のような格子デザインのドアが印象的です。また、ラグやソファはダークカラーで統一され、アクセントにもなっています。花瓶や置き物、茶器セットなどの、インテリア小物も、和風インテリアを彩る要素です。

エレガントインテリア

エレガントなインテリア

エレガントインテリアは、上品かつ優雅さのあるデザインが特徴です。デザインのフォルムはもちろん、素材や色使い、それぞれの組み合わせのバランスをとる必要があります。インテリアのプロであっても、適度なバランスのコーディネートを行うには知識や経験が必要といわれています。
難易度が高いエレガントインテリアですがコツがあります。たとえば色は、ベージュや明るめのグレイッシュな緑や紫といった中間色を選びましょう。また、写真のような個性的な間接照明や存在感のあるシャンデリア、曲線的なフォルムのソファなどのデザインも、エレガントな空間をつくるうえで重要な要素の一つです。

アーバンインテリア

アーバンインテリア

アーバンインテリアとは、都会的なテイストを重視したインテリアコーディネートです。都会的と聞いて、モダンインテリアと似た印象を持つ人もいるかもしれません。両者のテイストで共通しているのは、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気を醸し出しているところです。両者の違いは、アーバンインテリアのほうがやや重厚感がプラスされた印象が強くなります。
写真のように室内ドアや床材、ソファなどはダークブラウンで統一感をもたせると、落ち着いた雰囲気になります。このほかにも、アーバンインテリアはグレーと白を基調としたグレーインテリアやメインカラーを白に絞ったホワイトインテリアなども人気です。

北欧インテリア

北欧インテリア

北欧インテリアとは、スウェーデンやノルウェー、フィンランドなどで取り入れられているインテリアを指します。北欧にある国は寒いため、日本よりも多くの時間を自宅で過ごします。そのため、自宅での快適さや居心地のよさを求めたインテリアになっています。北欧インテリアの特徴は、白・緑・青・土色などのアースカラーを基調としており、アクセントカラーとして、明るめのブルーやイエロー、グリーンなどを入れています。
また、床や家具などに天然素材を使用すると、暖かみがプラスされます。北欧テイストの家具や食器、ラグなども多く販売されているため、インテリアのなかでも取り入れやすいテイストではないでしょうか。

ブルックリンインテリア

ブルックリンインテリア

アメリカ・ニューヨーク州の郊外にあるブルックリンの倉庫などをイメージしたインテリア。ブルックリンインテリアをリビングに取り入れる方法は、壁をレンガ調にしたり、あえて天井の配管をむき出しにしたり、レザー素材のソファーを取り入れるなど。
たとえばレンガ調の壁は、本物のレンガを敷きつめなくても、レンガ調の壁紙やレンガのようなタイルを活用すれば、ブルックリンインテリアに仕上がります。さらに、インダストリアルデザイン(工業デザイン)やアンティーク調の家具を取り入れると、より雰囲気を出せますよ。

自然素材を使ったインテリア

自然素材を使ったインテリア

自然素材を使ったインテリアは、ナチュラルな素材とグリーンをバランスよく活用したコーディネートが特徴です。室内にいながら、自然や風を感じられる空間を生み出します。白を基調とし、自然素材の家具や室内ドアなどを使用しているほか、いたる所にグリーンを取り入れるのもポイント。また、奇抜なデザインのファブリックも、自然素材やグリーンによく馴染みますよ。植物の茎で編みこまれているカゴなどの小物も、インテリアとして世界観をつくり出す要素の一つです。

素敵なリビングのコツ② 生活感を感じさせない

素敵なリビングにするには、モデルハウスのように生活感を感じさせない工夫も大切です。収納場所が足りず、ソファに洋服を置いたまま、キッチン周りは調理器具や食器などであふれている…といった状態だと、せっかくのインテリアも見栄えが悪くなります。収納スペースは、家を購入するまたは、リフォームをするタイミングで検討しましょう。
もちろん施工後に収納家具を購入して、収納スペースを増やすことも可能です。しかし、インテリアにあった色味やデザインを探すとなると、手間や時間がかかります。できるだけ家を建てる時やリフォームする時に決めたほうが、統一感を出しやすいでしょう。以下では、キッチン周りとテレビボード周りの収納の事例を紹介します。生活感をうまく隠すためのコツとして、参考にしてみてください。

収納の事例① キッチン周りの収納

収納の事例① キッチン周りの収納

リビングのなかでも、キッチンはとくに生活感が出やすい場所です。パントリーがあれば、大容量の収納スペースを確保できます。リフォームや家を建てる際に収納場所をつくることで、色やデザインに統一感をもたせられます。また、十分な収納スペースがあれば、生活感のある調味料や調理器具などを収納でき、必要なときにすぐに取り出せる位置に保管できますね。急な来客があった場合でも、扉を閉めてしまえば生活感を隠せるので、パントリーはとても便利です。

収納の事例② テレビボード周りの収納

収納の事例② テレビボード周りの収納

リビングには生活感が出やすいものが多くあります。たとえば、毎日とっている新聞紙やこれまでストックしてきたスーパーの袋など、しまう場所がなくて、そのまま積み重ねていませんか?そういった細かいところも生活感が出てしまう原因に。そこでおすすめなのが、収納付きのテレビボード。
収納付きのテレビボードはデザイン性が高く、十分な収納量を確保できるのがメリットです。雑誌やティッシュ、リモコン、メガネなどを置きっぱなしにせず、手近な場所にしまうことができます。ほかにも、エコバッグなどのストックや、インテリア小物を飾る際にも便利です。目隠しとなる扉をつけることで、すっきりとした印象になります。また、DVDやゲーム機器、ゲームソフトなどをテレビ台周りにまとめて収納できますよ。

素敵なリビングのコツ③ レイアウトを決める

テイストを決めて、収納を検討したら、家具のレイアウトを決めていきましょう。家具のレイアウトはインテリアや収納に比べて、後回しになりがち。家具を後回しにすると、リビングの間取りの広さに合わなかったり、希望する家具をそろえられなかったりするなどの可能性もあります。そのため、インテリアのテイストを決めた時点で、どのようなサイズの家具にするのか、どこに設置したいのかなどを検討しておきましょう。ソファやダイニングテーブルなどの大型家具を中心にレイアウトを考えることで、生活導線も決めやすくなりますよ。

素敵なリビングにする5つのアイデア

リビングのイメージが少しずつ固まってきたのではないでしょうか。リビング全体のインテリアのテイストが決まったあとは、天井や壁などのデザインにも目を向けてみましょう。ここでは、天井や壁、照明などを選ぶ際のヒントになるアイデアを紹介します。

アイデア① 天井を工夫する

アイデア① 天井を工夫する

天井次第で、リビングの雰囲気は大きく変わります。たとえば天井を工夫する方法は以下のアイデアがあります。

  • 天井を高くすれば、狭いリビングでも開放感のある雰囲気に
  • 1階から2階を吹き抜けにすることで明るいリビングになる
  • 梁をむき出しにしておしゃれなコテージのような雰囲気に
  • コンクリートの打ちっぱなしや配管を露出させて、ブルックリンインテリアの空間に

このように、個性のある天井に工夫することで素敵なリビングに近づけます。

事例① 天井の一部だけ異なったデザイン

事例① 天井の一部だけ異なったデザイン

段差のあるシンプルな折り上げ天井も、異なるデザインを組み合わせることで、洗練されたおしゃれな印象になります。また、天井のデザインとファブリックを同系色にまとめることで、統一感がありますね。広々としたリビング空間を構成する要素として、高さの低い家具の選択もアイデアの一つ。また窓を広く、かつ多めにとることで採光を確保でき、広さも感じられますよ。

事例② 吹き抜け天井

事例② 吹き抜け天井

吹き抜けタイプの天井にすると同時に、写真のように窓を設けて、採光を確保しています。そうすることで、自然光が降り注ぐ明るいリビングになっています。また、白を基調にして、木のぬくもりが感じられる床に、あたたかみのある色のソファを組み合わせています。家族の憩いの場として、くつろぎやすい雰囲気に仕上がっていますね。

事例③ 梁の見える天井

事例③ 梁の見える天井

あえて梁を見せる天井にすれば、リビング空間が縦にも広がるため、圧迫感のないゆったりとした空間になります。白を基調にしたインテリアに梁をダークカラーにすると、アクセントとして引き締まった印象を与えます。家具やインテリア小物の選び方次第で、モダンインテリアやアーバンインテリアなどのリビングコーディネートも目指せそうです。

アイデア② 壁にアクセントをつける

アイデア② 壁にアクセントをつける

壁の一部にアクセントとなるデザインを取り入れるのも効果的。壁のアイデアとして以下のような工夫ができるでしょう。

  • 壁の一部のみに異なる色やデザインのものを使用する
  • ポスターやファブリックパネルなどの飾りを設置する
  • 窓のサッシなどの細部の色にもこだわる
  • エコカラットプラスを活用して、よりデザイン性の高いインテリアにする
  • エコカラットプラスのデザインパッケージで絵を飾るように張る

エコカラットプラスとは、国との共同研究を通してLIXILが開発したデザイン性・機能性が高い壁材です。室内のニオイ成分を吸着するため、生ゴミやタバコ、ペットなどのニオイも脱臭効果も期待できます。さらに、水拭きで簡単にお手入れできる手軽さもあります。このように機能性にも優れたエコカラットプラスを活用した素敵なリビングの事例を確認しておきましょう。また、エコカラットプラスの機能性については、後ほどくわしく解説します。

エコカラットプラスを張った事例①

エコカラットプラスを張った事例①

天井が高く、壁一面がフラットなデザインの場合、シンプルですっきりとしていますが、物足りなさを感じる場合があります。そこに2種類のエコカラットプラスを張ることで、ほかのインテリアを邪魔せず、アクセントとなりメリハリが生まれます。デザインが細かいタイプと、よりシンプルなタイプを組み合わせているため、圧迫感がありません。ソファのグリーンもよいアクセントになっていますね。

エコカラットプラスを張った事例②

エコカラットプラスを張った事例②

壁一面を単色カラーのエコカラットプラスもあります。写真では上品な紫を使用しており、白でまとめられた照明や家具との対比効果が生まれ、とても美しい印象を与えます。ほかにも、淡いカラーを選ぶことで、温かみのある雰囲気にもできます。

エコカラットプラスを張った事例③

エコカラットプラスを張った事例③

窓がない壁に低めのソファを設置すると、壁に広いスペースが生まれるため、少し物足りない印象に。2種類の絵柄のエコカラットプラスを壁の空いているスペースに張り付けることで、ファブリックパネルのような使い方を楽しめます。またブルーのエコカラットは、無地カラーの壁紙で統一したインテリアのよいアクセントになっていますね。ナチュラルインテリアのほか、北欧インテリアにもぴったりです。

エコカラットプラスを張った事例④

エコカラットプラスを張った事例④

テレビの背面にある壁にデザイン性の高いエコカラットプラスを張り付けると、より印象深い壁面を演出できます。小さな四角形のパネルが組み合わさったデザインなので、パールのような光沢のある部分と陰になる部分が立体的で美しい壁に仕上がります。さらに壁だけでなく、床やテレビ台、ソファ、ローテーブルに至るすべてが白で統一されており、洗練された空間をつくり出しています。また、テレビ上部の天井やテレビ台の裏に間接照明を設置すれば、日中と夜で異なるエコカラットプラスの表情を楽しめるでしょう。

エコカラットプラスを張った事例⑤

エコカラットプラスを張った事例⑤

ポスターや絵画を飾るように、イラストがプリントされているエコカラットプラスを活用するのも一つです。デザインパネルキットを使用すれば、単調な壁を魅力的な雰囲気に変えてくれます。モノトーンで統一されたインテリアにもよく馴染んでいますね。デザインパネルキットには、幾何学的な模様や和テイストのデザインなど、さまざまな種類があるため、気になったデザインを選び、個性的なリビング空間に仕上げてみてはいかがでしょうか。

デザイン性だけでなく機能性も優れたエコカラットプラス

デザイン性だけでなく機能性も優れたエコカラットプラス
●調湿機能
エコカラットプラスの主な機能の一つが調湿機能です。リビングやキッチンに張ることで、快適な湿度を保ちやすくなります。たとえば、調理時の湯気や雨天時の湿気が発生する場合に役に立つでしょう。また、冬場に外気温との差で発生する結露を抑える効果も期待できます。
※キッチンバックには使用できません。
●脱臭効果
エコカラットプラスには脱臭機能もあるため、タバコ臭やペット臭などの複数のニオイ成分が混ざった複合臭にも効果を発揮してくれます。
●有害物質を低減させる
シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質も吸着するため、子どもがいる家庭にもおすすめです。
●お手入れが簡単
一般的な調湿建材と異なり、水拭きによるお手入れができます。生活で発生した汚れや染みなどが付着すると、本来の色がくすんでしまいます。ですが、エコカラットプラスは水拭きができるため、美しい壁を保ちやすくなります。

照明にこだわりを持たせる

照明にこだわりを持たせる

照明は、埋め込みタイプや吊り下げタイプなど、その種類はさまざま。たとえば、すっきりとした空間に合わせるなら、天井に埋め込むタイプの照明のみにするとよいでしょう。おしゃれなカフェのような空間にしたい場合は、ヴィンテージ感のあるペンダントライトなど。あえて段違いに吊るすと、より洗練されたコーディネートになります。

このように、照明のデザインの選び方しだいで、おしゃれなインテリアに近づくことができます。ぜひ、インテリアにあった照明を選んでみてください。

インテリアに慣れてきたら家具・小物選びを

インテリアに慣れてきたら家具・小物選びを

家具や小物選びも、素敵なリビングを実現するための重要なポイント。ただし、最初からすべてをそろえるとなれば、費用もかかるうえに、焦って選ぶと統一感のない家具を選んでしまう可能性が。家具や小物選びで失敗しないためにも、まずはインテリアのテイストを明確にしてから、間取りを決めると同時にソファやダイニングテーブル、テレビ台などの大型家具も検討しましょう。

アクセントとなる家具は、色使いや絵柄などにも注意が必要です。主に使用する大型家具を選んでから、インテリアのスパイスとなる小物を追加していきます。小物選びも最初から買い込まず、インテリアに合うかどうかを考えたうえで選びましょう。

素敵なリビングの事例集

ここまで、素敵なリビングにするためのコツやアイデアなどを紹介してきました。ぼんやりでも「こんな感じのリビングがよいな」といったイメージができた人もいるのでは。工事後に「もう少しこうすればよかった」と後悔しないためにも、さまざまな事例を確認することをおすすめします。リビングの具体的なイメージを固める際の参考にしてください。

白い空間を演出

白い空間を演出

白を基調に、重厚感のあるダークブラウンが高級感のある落ち着いた空間をつくり出しています。家具の色を収納や扉と統一しているため、一体感のあるリビングとなっています。段差のある天井で、空間の違いを楽しめそうです。ダイニングテーブルの背面には、エコカラットプラスを使用しています。凹凸のあるデザインで、間接照明によって美しい陰影を演出。このように、質感の異なる壁材を使うと、同じ白で統一しても動きが生まれますよ。そこにグリーンを加えることで、温かみをプラスしていますね。

空と庭の四季を感じられるコテージのような空間

空と庭の四季を感じられるコテージのような空間

天井を高くすることで、開放感のある空間ができます。タイルと漆喰のバランスがうまくとれていますね。明るい色の梁を選ぶことで圧迫感が緩和され、広々とした空間を演出できます。また、窓のとりかたにもこだわりが。天窓を複数設置し、ハイサッシを採用したことで、空と庭からの採光を取り入れるだけでなく、四季の変化を身近に感じられる空間が生まれました。天窓からは日光や雪、星空などが楽しめ、ハイサッシからは庭の花木を見通せて、自然との一体感をもてる空間です。

庭を愛でる開放感のある家

庭を愛でる開放感のある家

キッチンとの壁を取り除き、天井を高くしたことで、より開放感のある空間に生まれ変わったリフォーム事例です。コンクリートの天井で、都会的な印象を与えます。また、天井に設置された照明もおしゃれなショップのようです。白い壁とダークブラウンの壁が、重厚感のある上品な雰囲気をかもし出しています。そしてリビング空間の奥に進むと、庭につながります。日中に窓を開けておけば、リビング空間とひと続きの間取りになり、室内からでも庭の花木を観賞できます。

キャットウォークのある家

キャットウォークのある家

梁を利用してキャットウォークを設置するといったユニークなアイデア。テレビ上部の壁面収納の上にも猫が飛び乗れるようになっていますね。キャットウォークのそばには、照明を設置しない代わりに、天井に埋め込みタイプの照明を設置。また、ダイニング空間には梁から吊り下げタイプの照明を利用したり、ところどころに窓から採光をとったりするなどの工夫が施されています。

美しい庭を眺められる家

美しい庭を眺められる家

まるで庭園美術館のような趣のあるリビングインテリア。窓を大きくし、庭とのつながりをもたせることで、広さを感じられる空間になっています。扉にも広さを感じられる工夫が。奥にある書斎スペースの引戸をガラスにすることで、仕切られていても圧迫感がありません。また、天井に埋め込みタイプのビルドイン型エアコンや照明を設置することで、すっきりとした印象に。このように広く窓が設置されているため、日中は自然光だけで明るくなりそうですね。

家族みんなが集う場所

家族みんなが集う場所

広々とした空間のポイントは、木製のスリット階段です。通常の階段と異なり、リビングからの視線や光を遮らないため、上下の空間も広く活用できています。どこにいても、家族の気配が感じられる素敵な空間です。また階段や手すり、梁、テレビ台などは木製で、ぬくもりのある雰囲気に。床には愛犬にやさしい床タイルを使用しています。

「つながり」と「プライバシー」を大切にした空間

「つながり」と「プライバシー」を大切にした空間

リビングの奥には、スキップフロアの子ども部屋があります。スキップフロアとは半階ずらし、各階の間につくる中階層のことです。スキップフロアを設けることで、リビングにいる家族との視線をわずかにずらすことができます。スキップフロアのメリットは、リビングから子ども部屋とのつながりを感じながらも、子どものプライバシーを守れること。また、子ども部屋の窓からはリビングやキッチンを見渡せるため、ほどよく親子でコミュニケーションがとれますね。
テレビは壁面に設置し、下部の埋め込みタイプの収納にAV機器やDVDなどを収納しています。楕円形のテーブル下には生活感の出やすいリモコンやティッシュ、雑誌などを収納して、散乱しがちなモノもすっきりしまえていますね。

多色使いの家

多色使いの家

青系の色味でまとめ、統一感のある空間です。観葉植物や小物をところどころに飾っているなど、センスのよさを感じさせるインテリアです。
テレビ台など黒色のアイテムを入れることで、アクセントになり引き締まった印象になっていますね。

奥行きのある広々リビング

奥行きのある広々リビング

ソファの正面の壁には、白い壁と統一感のある白いエコカラットプラスを使用しています。エコカラットプラスは目立ちすぎず、凹凸が施されたデザインで、さりげないおしゃれな壁に仕上がっています。夜には天井部の照明に照らされて、光の動きが生まれ、リビングの表情の変化を楽しめます。また魅力的なのが、リビングからキッチンに向かう奥行き感のある間取りです。羽板状に並ぶ木製のルーバーが、メリハリのある空間を生み出していますね。天井には存在感のある梁やキッチンのペンダントライトなどが設置されており、キッチンのレンジフードまでもインテリアの一部のよう。

海沿いの住宅をイメージした家

海沿いの住宅をイメージした家

海沿いの家のようなビーチモダンのリビングです。波がビーチを打ちつける音が聞こえてきそうな雰囲気ですね。カラフルな色使いの天井や存在感のあるキャメルカラーの大型ソファ、エアコン横の飾りなど、個性が豊かなインテリアがそろっています。それぞれが存在感を出しながらも、うまく融和しているのがこちらのコーディネートのポイント。また、赤いランプが空間のアクセントとなっています。

アクセントとなる壁をすべてエコカラットプラスに

アクセントとなる壁をすべてエコカラットプラスに

部屋のアクセントとして、テレビの背面の壁全面をグレーのエコカラットプラスにしています。テレビ上部の照明は、白の光と暖色系の黄みがかった光の2色を切り替えられるため、エコカラットプラスの雰囲気はもちろん、部屋全体の変化も楽しめます。また、鮮やかなブルーのソファとブルー系のボーダー柄のラグが、グレーや茶色とうまく溶け合っていますね。

照明にもひと工夫したホテルライクなリビング

照明にもひと工夫したホテルライクなリビング

広い壁面にエコカラットプラスを張り付けている事例です。ダークカラーの飾り棚が壁のデザインをより魅力的に映し出すアクセントとなっています。棚の1カ所に照明をつけることで、ホテルのような雰囲気をつくり出しています。飾り棚にはインテリア小物も置けるため、インテリアにあう小物を飾って楽しめそうですね。また、ダイニングテーブルを照らすペンダントライトも洗練されたおしゃれな印象を与えてくれます。

リラックス感のあるリビング

リラックス感のあるリビング

むき出しになっている柱や梁が、高度なおしゃれな空間をつくり出しています。フローリングのデザインも柱や梁の色づかいとマッチしており、自然素材のような雰囲気が素敵ですね。存在感のあるレザーのソファやアンティーク調のテーブルがカフェのよう。照明の色も工夫されており、白で統一されたキッチン側には黒の照明を、ダークカラーの多いリビング側には白の照明を設置するなど、さりげない色づかいが洗練されたリビングを演出しています。

統一感を持たせながら個性を出していく

素敵なリビングにするためには、まずはインテリアのテイストを明確にしましょう。壁や家具などパーツごとにインテリアを選んでしまうと、色合いや素材がバラバラとなってしまい、統一感のないインテリアになってしまいます。全体のテイストが決まったら、天井や壁、照明、家具などを選んでいきましょう。紹介した事例やアイデアを参考にして、理想とする素敵なリビングを実現してください。