暮らしの提案

壁のDIYを楽しむ!壁紙や間仕切りで部屋の表情を変化させよう

公開日:2021.9.30

部屋の模様替えをして気分を一新したいとき、おすすめなのが壁のデザインを変えることです。壁のリフォームというと、専門業者に依頼するイメージがあるかもしれませんが、最近では自分で行う「DIY」も人気です。そこで今回は、壁のDIYの具体的な方法やアイデア、おすすめの壁材を紹介します。

壁のDIYをするメリット

壁のDIYをするメリット

DIYをするメリットを4つ紹介します。

費用が安く済む

DIYのメリットは、費用が安く済むことです。専門業者に依頼すると、材料費をはじめ施工費用などがかかるため、高くつくこともあります。自分で行うDIYならば材料費だけで済みます。また、壁紙なら100円ショップなどで購入できたりと、自分の予算に合わせて壁のデザインを変えられます。

気軽にできる

DIYであれば、思い立った日にすぐに始められるうえ、すきま時間を活用して自分のペースで作業を進められます。専門業者に頼むと、大がかりな工事になったり、先方のスケジュールとの兼ね合いで日時に制限が生じたりと不便を感じることもあるでしょう。

変更も簡単にできる

前述した通り、壁のDIYは手軽にできるため、壁紙の変更も簡単に行えるメリットもあります。そのときの気分や季節に合わせて壁のデザインを楽しめそうですね。

賃貸物件でも可能

壁のDIYは、賃貸物件でも可能です。近年では、壁を傷つけない剥せる壁紙など便利な製品が販売されています。こうしたアイテムを活用すれば、穴を開けられない賃貸物件でも模様替えが可能です。
ただし、のりを使った壁紙やペンキの使用など、DIYの内容によっては確認が必要なものもあります。

DIYの方法① 壁の間仕切りをつくる

壁をDIYする方法は、大きく分けて「壁の間仕切りを作る」「壁自体を変える」の2パターンがあります。それぞれ役割やメリットが異なるので、自分の目的や部屋に合わせて行いましょう。

1つ目は、壁で部屋の間仕切りをつくる方法です。部屋の間仕切りをつくることで、1つの空間にメリハリを持たせることができ、見せたくない場所の目隠しもできます。

たとえば、1つの部屋をワークスペースとリラックススペースに分ければ、在宅ワークでも気分を切り替えられます。また、1つの部屋を複数人で共有している場合には、お互いのプライベートスペースを確保できます。
ただし、間仕切りの場所や大きさによっては部屋が狭くなることもあるので、作る前によく検討しましょう。

DIYの方法① 壁の間仕切りをつくるアイデア

壁の間仕切りを作るにも、さまざまなアイデアがあります。自分の好みや目的に合ったものを選んでみてください。

間仕切り壁をDIYする

間仕切り壁をDIYする

間仕切り壁をDIYする場合、ホームセンターなどで枠組みの材料を調達し、石膏ボードや壁紙、防音材などを使い、好みや目的に合った壁に仕上げていきます。
空間が狭く見えないよう、圧迫感を感じないデザインにするのがポイント。材質や色合いも、部屋の雰囲気や家具と合わせることで統一感を出せます。

枠組みに細い木材を並べたルーバーのようなデザインも、採光や風通しの点で優れているのでおすすめです。

カーテンで間仕切りをつくる

木材を切ったり組み立てたりするのはハードルが高いと感じる方には、カーテンで間仕切りを作るという方法もあります。突っ張り棒と市販の間仕切りカーテンなどを組み合わせてつくれば、即席の間仕切りができます。壁や棚ほど圧迫感を感じず、カーテンの開閉を調節できて便利です。

ここでのポイントは、突っ張り棒をいかにスマートに隠すかという点にあります。木材で覆い隠したり、植物やワイヤーでつながったガーランドライトを活用したりして、スタイリッシュに仕上げてみてください。

棚を間仕切りにする

棚を間仕切りにする

シェルフや収納ボックスなどを置いて、間仕切り代わりにする方法です。間仕切りと収納を兼ねることができるので省スペースに繋がります。観葉植物や雑誌、インテリア雑貨などをおしゃれにディスプレイして「見せる収納」にトライしてみてもよいでしょう。

市販の棚を活用したり、ホームセンターなどで木材を入手し、部屋の雰囲気やサイズに合わせてDIYしたりといろいろな方法があります。設置する際には、棚の耐荷重や、置いたとき部屋に圧迫感が出ないかどうかなど、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

パーテーションで仕切る

もっと手軽に部屋を仕切りたいときには、パーテーションを置いてみましょう。パーテーションはさまざまなタイプのものが販売されていますが、希望のデザインやサイズがない場合はDIYに挑戦してみましょう。

有孔ボード、すのこ、ヴィンテージのドアなど、アイデア次第でおしゃれなパーテーションを作ることができます。設置の際には、パーテーションが倒れないようしっかりと固定する必要があります。

つっぱりパーテーションで間仕切りをつくる

木材を壁や床に突っ張り棒の原理で固定する器具を使用したり、突っ張り棒とワイヤーメッシュなどを組み合わせたりして間仕切りをつくる方法もあります。目的や好みに応じて、素材・デザインを自由に選べるところがメリットです。

たとえば、ワイヤーメッシュならばワイヤーに小物を引っ掛けられて便利です。外枠に板を渡した柵のようなタイプならば、カバンを店舗のディスプレイのように掛けておけます。また、カーテンなどの布素材と組み合わせれば、きっちりと目隠しができる間仕切りになります。

DIYの方法② 壁自体を変える

2つ目は、壁の色や装飾を変えるパターンです。壁自体を変えることで、インテリア全体の雰囲気を簡単に変えられます。

DIYで壁を変える方法は、壁紙シートからペンキなどの塗料までさまざま。壁紙シートなら、好みに合ったおしゃれな柄を選べます。ほかに、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)など、味のある質感の素材もあります。

このとき注意したいのが、主に以下の2つです。
• 壁紙のつなぎ目がきれいに貼れない
• 塗料の発色がイメージと違う

DIYの方法② 壁自体を変えるアイデア

次に、壁自体の色やデザインを紹介します。使用する壁材や塗料によって、特徴や作業時の注意点が変わるので、自分に合った方法を選んでみてください。

壁紙を張る

壁紙を張る

壁のリフォームとして最も一般的なのが、壁紙を張る、または張りかえる方法です。壁紙の裏や壁にのりで張り付けるタイプのほかに、壁紙にあらかじめ粘着力がある製品もあります。

さまざまな色や柄、風合いから好みに合わせて選べるのもポイント。自分で張るときは、つなぎ目がずれないよう、気を付けてください。

ペンキを塗る

ペンキを塗る

ペンキを塗って壁の色を一気に変える方法もあります。必要な道具がセットになった製品も発売されているので、初めて取り組むという方にもおすすめです。

ペンキを塗る際には十分に換気をしながら、ほかの家具などが汚れないよう注意してください。住んでいる家の壁が塗料に対応している材質かどうかも確認しておきましょう。また、賃貸物件の壁にペンキを塗りたいときは、事前に管理会社に了解を得る必要があります。

壁パネルを貼る

壁の模様替えに便利なのが壁パネルです。木目が印象的なものから、おしゃれな凹凸加工が施された幾何学模様のものまで、デザインはさまざま。貼りたい範囲に合わせて、粘着テープなどでパネルを固定して使います。

壁パネルは壁紙よりも立体感があるのが特徴です。キッチンや洗面スペースの一角のみにアートのように貼れば、洗練された雰囲気になります。ただし、貼りつける素材によっては、はがすときに壁を傷つけてしまうこともあるので注意しましょう。

エコカラットを張る

エコカラットを張る

壁のデザインを手軽に変えられるアイテムなら、「エコカラットマグネットDIYキット」もおすすめです。部屋のアクセントにぴったりな8つのデザインと、使いやすい2つのサイズ展開で、ハンドタッカーや定規、メジャーやマスキングテープなど、身近に手に入る工具で取り付けられます。

接着剤でなくマグネットで張るため、壁を汚す心配が少ないのもポイント。調湿機能や脱臭機能など、部屋を快適に保つ便利機能があるのも「エコカラットマグネットDIYキット」の特長です。

エコカラットマグネットDIYキットの取付手順

3ステップで簡単に張ることができます。

エコカラットマグネットDIYキットの取付手順

①まず張る位置を決めたら、マスキングテープで取り付ける位置に目印をつけておきましょう。

エコカラットマグネットDIYキットの取付手順

②次に、ベースシートをタッカーで壁に取り付けます。

エコカラットマグネットDIYキットの取付手順

③最後に、エコカラットを取り付ければ完成です。マグネットなので、曲がってしまっても簡単に張り直せます。

DIYできるエコカラットの魅力

前述したエコカラットの詳しい機能などを紹介します。

エコカラットの4つの機能

エコカラットの4つの機能

エコカラットには、快適な湿度を保つ調湿機能や、タバコのにおいなどを抑える脱臭効果、空気中に漂う有害物質の吸着機能など、部屋の空気をきれいに保つ高い機能性を兼ね備えています。

それに加え、調湿建材では難しいとされていた水拭きによるお手入れができるのも特長です。それぞれの機能について詳しく見てみましょう。

調湿機能

エコカラットは、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を放出する調湿機能を備えています。その効果は珪藻土の約6倍、従来の調湿壁紙の25倍以上と非常に高く、窓などにできる結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できます。臭いや湿度が気になりがちな洗濯物の部屋干しをよくする方にもおすすめです。

脱臭効果

トイレやキッチンの生ごみ、タバコやペットのにおいなど、部屋にこもる嫌なにおいは、こまめに掃除をしてもなかなか改善しないこともありますよね。
脱臭効果を持つエコカラットなら、気になるにおいを吸収する機能があります。また、1つだけでなく複数のにおい成分が混ざった「複合臭」にも有効です。珪藻土や従来の壁紙に比べ、短時間で高い効果を発揮します。

有害物質から守ってくれる

建材や家具などから発生する化学物質によって、目の痛みや鼻水、頭痛など健康への影響が出ることを「シックハウス症候群」と呼びます。
エコカラットは、シックハウスの原因とされるホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質を吸着し、空気中の濃度を低減します。体の小さなお子さんや敏感な体質の方にも、エコカラットはおすすめです。

お手入れが簡単

家の壁にはタバコのヤニやほこり、皮脂汚れや泥汚れ、コーヒーなど飲食物のしみなど、さまざまな生活汚れが付きますよね。壁をこまめにお手入れしてきれいに保ちたいという方にも、エコカラットはおすすめ。従来の調湿建材では難しかった水拭きによるお手入れも、エコカラットならば可能です。

簡単な汚れなら、水を含ませた雑巾でさっと拭きとりましょう。汚れがひどいときには、家庭用洗剤をスポンジに含ませてこすり、そのあと水拭きをすれば落ちやすくなります。

優れたデザイン性

エコカラットは優れたデザイン性も魅力の1つです。種類豊富なデザインから、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選べます。
ここからはいくつか施行例を紹介します。実際にエコカラットを使ったときどのような仕上がりになるのか、イメージしてみてください。

施工例①

施工例①

落ち着いた色合いとおしゃれな幾何学模様が、室内のほど良いアクセントとなります。木目調やほかのインテリアグッズと合わせやすいのもポイントです。

施工例②

施工例②

暖色系を中心とした円や半円の配置が、柔らかく暖かい印象を持たせるデザイン。写真のように、木目調やブラウンを基調としたインテリアにもよくなじみます。

施工例③

施工例③

中秋の名月のように美しく「和」を感じさせるデザインです。写真のように、ダークな色調の壁にアクセントとして置くのもロマンチックですね。

施工例④

施工例④

インテリアにシックな華を添える印象的なデザイン。抑えた色調なので、写真のように複数枚並べてもおしゃれです。リビングをはじめ、玄関、トイレなど場所を選ばず飾れます。

壁のDIYで新鮮な毎日を送ろう

自分のタイミングやペースで自由に行える壁のDIY。壁紙や塗料を使った方法から、パーテーションやカーテン、棚などで壁の間仕切りをつくる方法まで、さまざまなDIYを紹介しました。

また、手軽さやデザイン性に加え、調湿機能や脱臭効果など高い機能性を求めるなら「エコカラットマグネットDIYキット」もおすすめです。部屋のインテリアを一新できるアイテムを活用して、新鮮な毎日を送ってみてはいかがでしょうか。

エコカラットマグネットDIYキットについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。